こんにちは。
「ワンオペ育児」という言葉を知っていますか?
実は私も半年くらい前までは知りませんでした。
最近、ネットや新聞にとりあげられることの多いワンオペ育児について、タイで子育てをしている私の視点からちょっと書きたくなりました。
Contents
ワンオペ育児とは?
「ワンマンオペレーション」から来ています。
ママもしくはパパなどが一人で行う育児のことです。
育児をしたことがある方には一人で育児をするのがどんなに大変か分かると思います。
- 料理をしようとしたら泣き出す。
- トイレをしに行っただけなのにギャン泣き。
- 子供にご飯を食べさせ、自分も食べようとご飯をよそったら怒る。
- おむつ替えようとおむつを取ったらうん◯する。
- お尻のうん◯を拭いてたらおしっ◯する。
みたいなのが延々と続く状況です。
ワンオペ育児って何が大変かというと、家事も同時にこなさねばならないことが大変なのだと思います。
この記事、実際にワンオペ育児をしている主婦として、私がお世話になっているうにさんが取材を受けたそうです。
本当にブログをやっていると何があるかわからないものですね。一度ブロガーさんたちとその辺の話をしてみたいものです。
海外でのワンオペ育児って大変!?
タイは全体的に子供に優しい雰囲気があるからか日本ほど辛くない気がしてます。
バンコクという都会に住んでいるので出かける場所があってありがたいというのも。
実家に帰るのは飛行機で7時間かかるから一苦労ですが、駐在場所には恵まれてると思います。
詳しくはこちらのブログをみてね!
というのが、素直な私の気持ちなんですが、もしかして、日本に住んでいる方から見たら
- 異国の地。
- 言葉通じない。
- 身内もちろんいない。
- 父親もちろん朝早く夜遅く帰ってくる。(下手したら土日も不在なことが多い)
- よく父親出張する。(10日くらい会ってない日もある(笑)
- メイドさん?雇ってる人もいるけど、私は雇わなかった。
- 実家は飛行機で往復およそ10万円!
って、ワンオペ育児としてはかなり大変な状況なんじゃないかな。
なのに頑張ってる私偉い!なんて微塵も思ったことはなく、ただ単に駐在場所に恵まれていただけなんだと思います。本当に。
ここまで読んで、タイで子育てできるかな…と思った方のために、ワンオペ育児が大変ではない話と、大変な話両方書いておきます。
タイでのワンオペ育児が案外大変ではない話
メイドさん
タイではメイドさんを雇っている家庭が少なくありません。
1人目なら半分くらい、2人以上がいるご家庭なら7割くらいが雇っている印象です。あくまで印象なのですが。
日本ではなかなか雇えませんが、こちらでは格安で雇うことができます。
上記のような状況ですから、鬱になる方もたくさんいるのです。
自分で何もかもやらなきゃ!と思うタイプの方ほど雇った方がいいのではないでしょうか。
と、ここまで書いておいて、私はメイドを雇っていません。
掃除も洗濯も適当で、料理もあまりしません(笑)。
よって、今のところ必要を感じないので。
数年タイに暮らしてからの育児だったし、まだ一人目というのもあります。メイドさんトラブルもよくあるしね…。
これが子供を産んでからの初めてのタイ生活だったり、二人目だったら雇っているかもしれません。
初めてだろうが三人いようが雇っていない人はたくさんいます。人それぞれです。
とはいえ、今は雇っていなくても、いざとなれば、メイドさん雇ってもいいかなと思えるというのは、ママにとってかなり支えになっているのでは。
タイ人は子供に優しい!
これは本当にそうなんです。
子供を連れていると通りすがりの老若男女が声をかけてきます。子供を抱えて重い荷物を持って階段を降りていると持ってくれたり、電車やバスでは席を譲ってくれるし、騒いでても厳しい目で見られません(注意しないのはダメですよ!)。
子供への気遣いがすごいのです。
日本だと老若男女に声をかけられたら、びっくりしますよね。
荷物を持ってくれたことなんて無いし、席は譲ってもらえないし、子供が騒いだら「しつけが悪い」と怒られる。
たまに日本に帰りますが、ちょっと息苦しいなと思うことがあります。
バンコクは子供が遊ぶ場所がたくさんある
私がメインブログで紹介している通り、子供が遊ぶ場所がたくさんあるのです。紹介しきれません(笑)。
気分転換にも出かける場所がたくさんあるというのは、いいことだと思います。
ただ、来タイ何ヶ月経っても一人で出掛けられなくて鬱になる人もいるんだけれど…。
日本人がたくさんいる。
日本の田舎よりは日本人がたくさんいます。
バンコクだけで約6万人、しかもそのほとんどが狭いエリアに住んでいます。
先日一時帰国したときに寄った祖父母の家の「町」は2万人だったかな。2万人が暮らす町の公園には誰もいませんでしたが、バンコクの遊び場なら大抵誰かがいます。
せっかく海外に住むのだから現地の人と会話…とは思うのですが、日本語が話せる人が近くにいるというのは大きいです。
どこに行くにも子供同伴OK!
日本では子連れで美容院、マッサージ、習い事…なんてありえませんが、タイでは大抵の場所は問題ありません。(ただし、騒がないよう遊ぶものやお菓子などは持っていかないとダメですよ)
美容院もマッサージも行ったことありませんが、子供同伴で習い事ならあります。…疲れたから次は子供を預けて行きたいですが(苦笑)。
あと、入院も子供同伴OKです。怪我や子供の年齢にもよると思いますが。
ブログを書く。
ブログを書くことがストレス解消になっています。ブログのために出かけようともなる(笑)。
タイでのワンオペ育児がやっぱり辛い話
体調を崩したとき。
これは日本でも大変ですよね…。
実家に頼ることができない。
飛行機で往復10万円かかりますから、家出も気軽にできません。
外出するときに気が抜けない。
日本でもそうですが、子供が車に轢かれないか、誰かに連れて行かれないかなど、海外ではより一層注意しなくてはなりません。
タクシーに乗るのでさえ、どこに連れて行かれるか注意して見るようにしています。
タイは子供に優しいし、治安はそれほど悪い方ではありませんが、日本よりは悪いです。
交通事故も多いし、タクシーで変なところに連れて行かれたり、子供連れ去り事件も実際にあります。
タイに慣れているとはいえ、一人で注意してなければならないのはかなり疲れます。
父親が接待で土日いなくなることに腹がたつ。
いいもの食べちゃって…(怒)!!
やっぱり文化が違う。
分かってはいるし、慣れてきてはいるけれど、完全にタイのことを理解してるとか慣れているとは言えません。書かないだけで毎日いろいろあります。どっちがいいとか悪いとかではなく。
私は運がよかっただけ。
今の環境は私に合っていたから何とかやっていけたのだと思います。書いてないだけで合うように努力はしましたが。
でも、これがもし、駐在先が別の国だったり、その国の日本人コミュニティでいじめられたり、子供に厳しい国だったり、そもそも合わない環境だったら…私もワンオペ育児辛いと思っていたかもしれません。
ワンオペ育児辛いか辛く無いかと言われれば辛いですけど…今風邪ひいてるしね!
タイトル通り、私は運が良かっただけ。
自分の経験を元にタイでのワンオペ育児は楽しい!なんてとても言えません。帰っちゃう人もたくさんいるんですから。
もしバンコクでワンオペ育児辛い…と泣いている人がいたら、 手を差し伸べたいです。