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2020年最新版「妊婦検診助成金」最高金額とワーストの自治体はどこ?あなたの自治体はいくらもらえる?

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妊婦になったので、何度か検診を受けていました。

私が通うのは普通の病院ですが、500〜4000円くらいは毎度支払っていました。

こんなもんか〜と思っていたのですが、別の県に住む知人が「え、払ったこと無いよ?!」と。

払わないだって!!????

調べてみたら、私が住む千葉県と知人が住む自治体では健診費用の助成額が違うんだそうです。

私も払いたく無いから引っ越す!とは言えませんが、自治体によって違うのが衝撃でした。

では、一番安くなる自治体と、高い自治体はどこなのでしょうか?

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私が住む千葉県の妊婦健診助成金額は?!

私が住む千葉県での助成額はこちら(千葉県の助成額は一律です)。計14回分を補助してくれます。

かなり分かりづらいけど計算してみると…*1

【A】基本的な妊婦健康診査+血液検査+子宮頸がん健診

=13,100+13,100+3,400

=29,600円…①

【B】★最大(基本的な妊婦健康診査+超音波検査)×4回

=(4,000+5,000)×4

=36,000円…②(最大)

※ただし、超音波検査を実施するかどうかは医師の判断に任せる。

【C-1】基本的な妊娠健康診査×5回+基本的な妊婦健康診査・B群溶血性レンサ球菌検査1回+基本的な妊婦健康診査・血液検査

=4,500×5+4,500+4,500

=31,500円③

【C-2】基本的な妊婦健康診査・クラジミア検査+基本的な妊婦健康診査・血液検査

=7,000+7,000

=14,000円④

①+②(最大)+③+④=111,100円

(Bにおいて超音波検査を1回も受けなかった場合、最小91,100円になる…けど、1回も受けないことはさすがにないんじゃないかな?)

周りの千葉県民にも聞いてみたのですが、この助成金額だとやはり500〜4000円くらいは毎度支払うようです。たまに無料になります。私の病院がセレブなわけではありませんでした。

同様に知人の自治体の計算をしてみようと思いましたが、自治体のHPに具体的な金額が載っていませんでした。全額補助ではなさそうなのですが…。なのでここでは触れません(笑)。

千葉県の助成金は、全国的には高いの安いの?!ワーストはどこ?

妊婦健康診査の公費負担の状況にかかる調査結果について」という厚生労働省のデータを見つけました。(平成30年のデータです)

各都道府県での妊婦健康診査の公費負担金額をまとめたもので(平成30年4月)、自治体別の公費負担金額を平均化したデータでした。

これによると千葉県の市区町村平均公費負担金額は101,573円。*2

先ほど計算した「Min91,100〜Max111,100円」と違う数値が出ているのはMinに合わせて計算and別途補助を出している自治体があるのでしょう。

これを見る限り、9万円以上出ているならそこそこではないでしょうか。

にしても、隣の東京都の平均は86,742、特に神奈川県71,417(ワースト)という恐ろしい金額が出ています。*3

私は東京都の隣の市に住んでいますが、江戸川を挟むと下がってしまうのですね…!

神奈川県社会保障推進協議会が神奈川県内市区町村別の妊婦健診の補助をまとめた「神奈川県下妊婦健診公費負担状況」(ただし2009年のデータ)によると、神奈川県は各自治体により格差があるそうで。

中でも衝撃だったのが湯河原町
7000+3000×13=46,000円という計算に。*4

千葉県の半額!!!

他にも5万円切っている自治体がいくつか…衝撃でした。

神奈川の最高額箱根町101,000円のようです。他の自治体は軒並み9万円以下ですね…(^_^;)

千葉県民でよかった!お隣の埼玉は100,800円だとか言わないよ!

【2020年1月追記】
湯河原町ですが、批判が集まったのか、今は15,000円+5,000×13回=80,000円になりました(最大)。
妊婦健診・産婦健診(湯河原町)より

それでも、まだ全国平均には届かないけど……4万円はないよね。よかった。

「妊婦健診助成金」最高額の自治体はどこ?

先ほどの「妊婦健康診査の公費負担の状況にかかる調査結果について」より引用すると、比較的頑張っているのが岐阜県で、129,146でした。

とりあえず、県庁所在地ということで代表として岐阜市の妊婦健診助成内容を見てみます。*5

  • 問診及び診察、血圧・体重測定、尿化学検査、保健指導、初回血液検査・子宮頸がん健診etc 20,110円
  • 問診(以下略)、超音波検査 4回分 11,150円
  • 問診(以下略)のみ 5回分 5,850円
  • 問診(以下略)、血液検査(貧血・血糖) 9,110円
  • 問診(以下略)、クラミジア抗原 9,390円
  • 問診(以下略)、GBS(B群溶血連鎖球菌) 9,450円

よって、助成金額の計算は以下の通りになります。

20,110+11,150×4+5,850×5+9,110+9,390+9,450

121,910円

これだけ出ればセレブ病院に行かない限り、費用はかなり軽減されますね!

あくまで「妊婦健康診査の公費負担の状況にかかる調査結果について」は市区町村の補助金額(公費負担額を示していない自治体は除く)を平均にしたものなので、岐阜県が最高額とは限りませんが、多い方と推測されます。

大垣市は15回まで補助あり。

妊婦健康診査について | 大垣市

予定日を過ぎることはよくある話なので、補助15回だとありがたいですよね。

他の自治体の補助金額はよく分かりませんでした…。健診内容や回数はHPに載ってるんだけれど、金額は岐阜市と大垣市しか見当たらず。。。(広報とかまで調べれば出てくるんだろうけど、さすがに勘弁してね)

今から岐阜県民になら………ないよ(笑)!

太っ腹!妊婦健診の費用が無料になる自治体もありますよ!

なんと、無料になる自治体を発見。

北海道の南富良野町という町では

妊婦健康診査受診票に記載された項目について、全額助成します

*6

だそうですよ!!!

てことは、理論上は「全額助成してくれる自治体に住んでセレブ病院に通う」と助成金最高額をもらえるのでは…?あくまで「理論上」ではありますが。

南富良野町/北海道空知郡南富良野町、イトウと暮らすまちづくり – 妊婦健診費用の助成 |

プラス、「出産前6ヶ月以上継続して、南富良野町に住所を有している方」には「すこやか出産支援金」として10万円支給されるそう!*7

本調査とは関係がありませんが、10万円支給はすごい!

ところで、先ほどから引用している「妊婦健康診査の公費負担の状況にかかる調査結果について」という調査は「公費負担額を示していない自治体は除く」と書かれています。

北海道の公費負担額は93,424円ですが、「公費負担額を示していない南富良野町の結果は含まれていないのではないかと推測されます。

「平均額」のデータなので仕方ないのですが、評価される方法があるといいなぁ…。

よし、今から南富良野町に引っ越せば出産6ヶ月前に間に合うね!!

とか一瞬思いませんよ(笑)。

まとめ

  • 住む自治体で妊婦健診助成金が違う!
  • ワーストは神奈川県。湯河原町の46,000円を筆頭に、箱根町以外は9万円以下。(2020年のデータがないので怪しいけど、ワーストは確か)
  • 頑張ってるのは岐阜県。例として岐阜市は121,910円の助成金が。
  • 北海道の南富良野町のように、妊婦健診費用が全額無料になる自治体も!

私はつい最近千葉県民になったばかりです。旦那の通勤のしやすさと施設(スーパーや支援センターなど)・家賃で決めてしまったのですが、移住するなら、こういうデータも参考にするといいのかなと思いました。

格差がもう少し縮まるといいのですが…。
何はともあれ助成金をいただけるだけ感謝です!

さて、ここを読んでいる妊婦のみなさん、サンプルはもらう派ですか?私はもらわない派です。という話を書きました。
出産準備の合間に読んでみてくださいね。

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