今年も9月7日が来た。
去年の9月7日は前職の初勤務日だった。
その前の9月7日は東京ドームにいた(サムネの写真)。
そのまた前の9月7日は前の家の引っ越し日だった。
なぜ9月7日のことを覚えているかというと、推しのデビュー前日でこの周辺には何かイベントをやるからだ。ライブに行った日のことは覚えてるでしょ?(オタク)
今日の日記は、約1年前に書いた記事の続編だ。
前職を通して、謎のカタカナ「マーケティングオートメーション」なるものに興味を持った話。
Contents
BtoB企業のオウンドメディアの仕事のその後
さて、1年前の自分へ。
頑張ったけど、約半年で退職しちゃった。てへぺろ。
でも、前職の経験があったから現職とご縁があって。
現職は恐ろしいくらいやりたいことやれてて、すごく楽しい。成長もたぶんしてる。
「選んだ道は全部正解」って書いたのは本当だった。
少し長いしカタカナ満載なので、苦手な人は適宜読み飛ばし推奨。
私とマーケティングオートメーション
前職で選んだ道はマーケティングオートメーションツールベンダーのオウンドメディアのライターだった。(以下マーケティングオートメーションなる単語をMAと略すよ)
去年「MAツールって何?おいしいの?」「マーケティングお…ツール?もう一回言って?」状態だった自分が、MAについて猛勉強した。
「マーケティングオートメーション」と名のつく記事や本は片っ端から読んだし、セミナーにも参加した。
いずれも業務外だし会社から経費をもらっていない。こういうところがオタクなんだよ(笑)。
おかげで副業でBtoBマーケティング関連の依頼がきたし、MAのこともたくさん書けた。BtoBマーケの世界は楽しい。(執筆依頼お待ちしてます!!)
退職理由の一つはこのオタク気質だったように思う。
オタクが興味を持ち始めるとこうなる
MAについて学んでいくうちに、MAを触ってみたいと思った。
私は「MAツールベンダーに勤めていた」とは言うものの、MAを触ったことがない。
MAってなに〜、マーケとは〜、メールの書き方は〜、カスタマージャーニーの作り方は〜、シナリオの作り方は〜
今でも上記のような「記事を書いて」と言われたら、すらすらそれっぽい文章を書ける自信がある。
でもそれでよかったのだろうか。
最後まで自社製品を触らなかった。
LPと支援サイトは穴が開くほど読んだが。
自社製品なので、もちろんMAを触っていた人(上司)の監修が入るため、記事自体のクオリティは高いとは思う。
上司のレクチャーはとても勉強になった。
ガチ初心者の私に丁寧に教えてくれて非常に感謝している。
だが、この状態は例えるなら
「子供と接したことがないのに、子育て本を読んで子育てメディアに記事を書いている」ようなものだと思った。
ただのライターだから、そこまで求められてなかったのかもしれない。正直、本を買ったりセミナーに行ったりしなくてよかったと思う。
前職では「いしかわさんは完璧すぎる」とも言われた。
でもやるなら本気で学びたかった。
つきつめすぎて「MAを使ってマーケティングをした」経験が欲しくなってしまった。
マーケティングオートメーションの運用経験
だが、そもそも私はライターをしたかったのであって、MA運用をしたかったのではない。
転職活動ではメディア運用か、MA運用か…
すごく揺れてたら両方できるところが見つかって受かった。奇跡じゃん。
めでたく、毎日とあるツールを使っている。(前職のツールではないよ)
メール作ったり、シナリオやセグメント考えたり、
全然マーケティングをオートメーションしてないが(この意味はMA使ってる人ならわかってくれるよね)、運用側に回れた。
MAの運用はやっぱり難しいけど、やはり実践は勉強になる。
もやもやしながら続けるのは前職にも、前職のお客様にも失礼だったからよかったと思う。
選んだ道はやっぱり正解
今だから選んでよかったと思うが、当時はすごく悩んだ。
退職も就職も簡単ではなかった。
年明けから退職まではずっと迷っていた。
現職でMAの運用ができてるのは、前職でMAベンダーを経験できたから。
どんな道もやっぱり正解なんだなぁと思った。
選んだ道は全部正解
さて、これからどうする
少し前に「弊社のWebマーケティングにおいて、何かをやりきる。絶対やる。」と書いた。
思いは何も変わってない。絶対やる。
MAもその手段の一つだよ。
今頑張ってること、まじでやりきる(何かはコンプラ)。
ところで、少し前に昔書いた記事を検索してみたらがっかりしたという体験をした。
https://twitter.com/hanisandayo/status/1436163924731129868?s=20
あんまりこういうことは書かないようにしてるし、自分のものではない以上メディアが変わっていくのは仕方ない。
だが、自分の関わったメディアが、著者ページのnot foundを放置してたり、UIが明らかに崩れてたり…どこの制作会社に頼んだのだろうと思うレベルのサイトになってしまったのは、悲しくて悔しい。
(念のため言っておくけど、前職のメディアではないよ)
エゴだとは思うんだが、一度ご縁があったメディアには頑張って欲しいと思ってしまうのだ。
もし自社サイトがこうなってたら制作会社にクレームを入れる(笑)か、別の会社に頼むか、自分で直すなぁ。もうできないけど。
とはいえ、メディア運営にはいろいろな事情がある。
私も仕事である以上、時間をかけるべきところと、かけるべきではないところが存在する。
予算の都合があるのもわかる。
だが、「時間がない」「お金がない」などと言い訳をしていい加減な仕事をしたくない。
ご縁があった人をがっかりさせたくないと思った。
1年後の自分、この気持ちを忘れないでいようね。